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ワールドカップ 2002
おまわりさんもロシア語勉強中

署員からロシア語に関する質問を受ける兼子課長(左)(清水署で)
サポーター対応に備え
 サッカー・ワールドカップ(W杯)のロシア代表のベースキャンプ地となる清水市を担当する清水署の警備課長が、ロシア人サポーターらに出来るだけ親切に応対するため、署員向けにロシア語の“とらの巻”を作成するとともに、署員相手に勉強会を開いている。

 作成したのは兼子博光さん(58)で、昨春から同署に勤務している。

 兼子さんが県警に入ったのは一九六七年。「それほど語学が得意でもなかった」が、七〇年から一年間、県警から警察庁に派遣され、ロシア語の研修を受けた。

 研修後、兼子さんは外国人犯罪や密入国などを取り締まる外事課を中心に勤務。九〇年には、ソ連籍の貨物船が清水港に寄港、火災を起こした際に、ロシア人船員に事情を聞いたことはあったが、以降はロシア語を使う機会はほとんどなかった。

 今年一月にキャンプ地決定の報を聞いた時、兼子さんは「清水でロシア語を使うことになるとは」と驚いたという。

 約三十年ぶりにロシア語のテキストを読み返すとともに、署員に役立ててもらおうと、北海道警で使っている本を参考に、地名などを書き換えた小冊子(A5判、四十二ページ)を二月下旬に作り上げた。

 この小冊子には、「ズドラーストビーチェ」(こんにちは)などの簡単なあいさつをはじめ、ロシア人が道を聞いてきた時の対応など様々なケースのロシア語が、読み方(カタカナ)と一緒に収められている。

 三月中旬からは、署員を対象にこの本を使って勉強会を週一回程度開いている。少しでも署員にロシア語になじんでもらうのが狙いだ。

 兼子さんは「警察でロシア語を覚えたので、現役の間に役に立ててうれしい」と話している。


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