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都雪谷 甲子園へ
雪谷×PL学園(大阪) 日大三×平安(京都)

 大阪市内で4日行われた夏の全国高校野球大会の組み合わせ抽選会で、初出場の東東京代表の雪谷は大会3日目の第1試合で大阪代表のPL学園と、2年ぶり10度目出場の西東京代表・日大三は、同日第4試合で京都代表の平安と、それぞれ対戦することが決まった。大会は7日開幕し、15日間の戦いを繰り広げる。

 雪谷の相原健志監督は「相手はPL学園かも、と話していたら、本当にそうなりました」と、強豪との初戦決定に苦笑い。関西勢とは練習試合もしたことはないというが「やってみなくちゃ勝負は分からない。東東京大会と同じように相手のスキをうまく突ければ、自然と結果は付いてくる」と話した。

 増子良太主将は都立校初勝利に注目が集まっていることについて「機動力で相手をかき回したい」と意気込みを語った。

 日大三の松永太輔主将も「平安は強豪で対戦相手に不足はない。自分たちの実力がどこまで通用するか思い切ってぶつかりたい」と、闘志あふれるコメント。

 平安の服部大輔投手は大会屈指の左腕。小倉全由監督は「左腕対策はいつも練習しており特に意識はしないが、平安は守備がしっかりしているので、点が取れない厳しい試合になるだろう。調整しやすいちょうどいい日程でよかった」と話していた。

打線のPL学園

 ○…1955年に創立された私立校。56年の創部以来、春夏通算7度の全国制覇を誇る。夏の甲子園は3年ぶり15回目の出場。清原和博、桑田真澄(いずれも巨人)や今岡誠(阪神)、松井稼頭央(西武)ら多数のプロ野球選手を輩出している。

 ○…投手陣は木村充成、辻本篤司ら5人の継投で府大会を投げ抜き、チーム防御率は2.45。守備は二遊間からセンターラインを中心にした堅実なプレーが身上だが、府大会では11失策と粗さが見られ、準決勝、決勝とも失策から失点した。

 ○…打線は全試合で二けた安打を記録。高校通算31本塁打の松本晃を軸に、府大会で5割以上をマークした鈴木雄太と小窪哲也が引っ張る。三回戦から一番を打った鈴木は準決勝、決勝で1本塁打、4二塁打を含む6打席連続安打、府大会優勝の原動力となった。

投手力の平安

 ○…1876年創立。野球部は1908年創部で部員74人。夏は優勝3回、春はベスト4が最高。昨秋の近畿大会で35年ぶりの優勝。選抜は8強まで進んだ。OBに阪神の桧山進次郎選手、元広島の衣笠祥雄さんら。フェンシングや柔道も全国クラス。4月から共学校。

 ○…京都大会のチーム打率は3割3分。本塁打4本、16盗塁。高校通算50本塁打の西村拓也、決勝で先制3ランを放った西野隆雅を軸に、4割を打つ松崎宏紀、丸木雅英ら好打者が並ぶ。準決勝では二度の逆転の末に勝利、勝負強さを見せた。

 ○…主戦服部大輔は外角いっぱいを突く直球と落差のあるカーブが持ち味。京都大会では33回を投げて42奪三振。控えの右の井上暢祐、左の芝村竜弥も好投した。課題だった守備も白滝久仁彦、松崎の二遊間を中心に安定してきた。


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