|
| 和歌山 トップ | 企画・連載 | 和歌山の写真 | 和歌山の天気 | イベント情報 | リンク | 取材網 | 読売グループ |
| 天気 | ショッピング | 雑誌 | 交通 | 写真 | 動画 | データベース | サイト案内 |
<上>医師も特養も不足高齢化率 10年後は30%超橋本市長選が7日告示、14日に投開票される。今のところ、現職と新人の計3人が立候補の準備を進め、市の経済活性化や医療、福祉などについて、論争を繰り広げる。選挙戦を前に、大阪府、奈良県に接し、交通の要衝として栄えた紀北の玄関口、橋本市の課題を探った。(曽我一豊) 少子高齢化が進み、健康への意識が高まるなか、橋本市東家の旧市民病院跡地(1万3000平方メートル)に、約20億9000万円をかけ、「市保健福祉センター(仮称)」を整備する計画が進んでいる。来年7月には着工、2012年10月完成する予定だ。現在、市内各地に点在している検診センターや地域包括支援センター、障害者相談センターなど、健康や福祉に関する窓口を1か所に集め、市社会福祉協議会や休日急患診療所なども移転する。NPOやボランティアの拠点となる「市民活動センター」も設置し、240台分の駐車場を確保する。 市の整備担当者は「手続きなどのために何か所も移動する必要がなくなり、市民にとって利便性が向上する」とメリットを強調する。建設には合併特例債を活用するが、市の負担は6億2700万円にのぼる。「これだけの予算があるのなら、箱ものではなく、医療、福祉施策の充実に使うべきだ」との声があるのも事実だ。 5年前に新築移転した橋本・伊都地方の医療の拠点、橋本市民病院。石井敏明管理者は「自治体運営の病院には共通の課題ですが」と前置きしたうえで、厳しい現状を明かした。昨年、医師3人が退職。1人は補充できたが、その分、患者も減り、収入も落ち込んだという。 ベッド数300に対し、入院患者数は年平均250人を下回る状態が続いており、今年1月には、ベッド数を250床に縮小した。昨年秋から、伊都医師会の内科系医師が日曜日の当直に協力、勤務医の過重労働を緩和している。「これで運営が軌道に乗り、医療サービスも向上できる」と、石井管理者。が、同病院の元看護師は、「経営面でやむを得ない部分もあるが、患者さんに早期退院をお願いすることも多かった」と明かす。 一方、特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」のベッド140床は常に満床で、350人の入所希望者が待機する状態だ。同施設は昨年夏、国から県に増床計画が提示された際、80床の増床を要望した。が、市側が「市民の介護保険料の負担が増える」と難色を示し、40床に半減させた。市幹部は「市民の理解が得られる範囲でしか、増床は認められない」という。 市の高齢化率は21%。10年後には30%を超えると予想される。同施設の堀畑光久理事長は「高齢世帯の誰かが倒れ、老々介護を余儀なくされる家庭が増えてくる。医療、介護施設の充実が必要だ」と訴える。 (2010年3月4日 読売新聞)
|
支局からリンク |
| ▲この画面の上へ |
|
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |