文字サイズ

    豪でサンゴ3分の2が白化「回復見込みゼロ」も

    • オーストラリア北東部オルフェウス島で、「白化現象」の被害を受けたサンゴ礁(オーストラリア研究会議提供)
      オーストラリア北東部オルフェウス島で、「白化現象」の被害を受けたサンゴ礁(オーストラリア研究会議提供)

     【ジャカルタ=一言剛之】色鮮やかなサンゴ礁が2000キロ・メートル以上にわたって広がるオーストラリアのグレートバリアリーフで、サンゴの3分の2に「白化現象」が表れていることが、研究者の調査で明らかになった。

     豪州の研究者らで作る「オーストラリア研究会議」のサンゴ礁研究チームが、上空からグレートバリアリーフの全域を調査した。その結果、ケアンズ沖など1500キロ・メートルにわたる海域で、サンゴ礁の一部が白化したり、死滅したりしている現象が確認された。深刻な場所では「回復の見込みはゼロ」だという。

     サンゴはイソギンチャクやクラゲの仲間で、「褐虫藻かっちゅうそう」という植物プランクトンが体内にいるため、カラフルに見えるものが多い。褐虫藻はサンゴに栄養も与えている。白化は、海水温の上昇などで褐虫藻がいなくなり、サンゴの白い骨格だけが残る現象だ。

    (ここまで375文字 / 残り154文字)
    2017年04月17日 19時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP