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    井の頭池、水抜き大作戦…外来種は8種308匹

    • 池で見つかったニホンスッポン
      池で見つかったニホンスッポン
    • 捕獲されたナマズ
      捕獲されたナマズ
    • 外来種のブルーギル
      外来種のブルーギル

     「かいぼり」が行われている東京都立井の頭公園(武蔵野市、三鷹市)で13日、市民ら約100人が水位の下がった井の頭池に入って魚などを捕まえ、外来種と在来種により分けるイベントが行われた。

     厳しい寒さの中、市民らは池底の泥に苦戦しながらも、外来種の駆除に奔走した。

    ■ナマズ取れたよ

     井の頭公園のかいぼりは、2017年の公園開園100周年に合わせ、都などが実施。今回は13、15年度に続く3回目で、先月末から水抜きを行っていた。

     胴長を着用し、網やバケツを手にした市民らは、午前10時頃から続々と池に入った。子供たちは、普段なかなか見ることのない池底の様子にはしゃぎながら、「泥にはまって足が抜けない」と助けを求めたり、「ナマズが取れたよ」と歓声を上げたりしていた。

     杉並区の小学2年(8)は「歩くのが大変だったけど、小指くらいの大きさのブルーギルを捕まえ、エビも取った」と満足げ。一緒に参加した父親の会社員(34)は「水の中の生物に直接触れる機会はないので、子供にとって貴重な体験になった」と話していた。

     池で外来種の駆除活動をしている市民ボランティア「かいぼり隊」の梶山元之さん(70)(練馬区)は「これを機に、池や公園の環境について関心を持ってほしい」と期待を寄せた。

    ■ブラックバスゼロ

     イベント終了後、都は池でこの日捕獲された外来種と在来種を発表した。

     それによると、外来種はブルーギル(93匹)、アメリカザリガニ(7匹)など8種308匹で、13年度に1000匹以上捕獲された北米原産のオオクチバス(ブラックバス)は、一匹も取れなかった。

     一方、在来種はニホンスッポン(5匹)やナマズ(11匹)など10種1670匹で、種類、数とも外来種を上回る結果に。特にテナガエビ(711匹)やスジエビ(654匹)が多く捕獲された。

     都の担当者は「池の一部の採取結果のため傾向はつかめない」としながらも、「エビ類を捕食するオオクチバスやブルーギルがかいぼりにより減少したことで、エビ類が生育しやすい環境が整ってきたのだろう」と分析した。

     イベントは14日も行われ、その後は3月初旬まで池の底を天日にさらす予定。

    ◆かいぼり

     池の水を抜いて魚などの生物を採取し、ゴミやヘドロなどを取り除いて池の底を天日干しすること。河川の流出入が少ない池は枯れ葉や生き物の死骸などが沈殿した状態が続き、リンや窒素などが水に溶け出してプランクトンが大量発生し、水質が悪化する。天日干しすることで地中の窒素が大気中に放出され、リンが溶け出しにくくなるため、水を戻した後の水質が良くなる。

    2018年01月14日 10時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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