放鳥トキ奥羽山脈をひとっ飛び、今度は宮城県へ
新潟・佐渡島で昨年9月に放鳥されたトキのうち雌1羽が、福島県を経由し、宮城県内に移動したことが装着した全地球測位システム(GPS)発信器のデータ解析で判明した。環境省が4日、明らかにした。放鳥トキが新潟県外に出たのは、これまで長野県だけ。
同省関東地方環境事務所によると、個体識別番号04番の雌で、3日午前6時40分頃に新潟県村上市内で確認されていたが、発信器のデータでは、午前11時に福島市、午後3時には宮城県角田市に移っていた。
村上市から角田市までは直線距離で約120キロ。同事務所の見上敏一課長は「まさか奥羽山脈を越えるとは。すばらしい飛翔力だ」と話している。
(2009年4月4日22時04分 読売新聞)