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マングース、鹿児島本土に上陸…持ち込みか

捕獲され、牙を見せて威かくするマングース(鹿児島市で)=松下浩子撮影

 鹿児島県は6日、国内では沖縄本島と奄美大島にしか生息していないとされてきたマングース2匹が鹿児島市南部の喜入地区でわなにかかったと発表した。

 本土で生け捕りにされたのは初めて。県は生態系に影響を及ぼしていないかなどを調べるため、安楽死させ、解剖する。

 同地区では数年前から目撃情報が相次いでおり、県は環境省などの意見を踏まえ、6月22日に「県本土で生息しているとの結論に至った」と発表していた。

 1匹目は5日、同地区の農家がカラスよけのために畑に仕掛けたわなにかかっているのが見つかった。2匹目は6日、この現場から約2キロ離れた場所で県が仕掛けたわなにかかっていた。いずれも体長25〜30センチで種類は特定されていない。

 県自然保護課は人為的に持ち込まれた可能性が高いとみており、「小型肉食獣のマングースは繁殖力が強く、イタチやテンなど在来の肉食動物への影響が心配」と話している。

 奄美大島などに生息しているマングースは、特定外来生物「ジャワマングース」。原産地は西アジア、インドで、ハブの駆除のため、1910年代に沖縄に、70年代に奄美に人為的に持ち込まれた。

 奄美では特別天然記念物「アマミノクロウサギ」を捕食するなどの報告があり、国は外来生物法に基づき、飼育、販売、譲渡などを禁止している。

2009年7月7日10時31分  読売新聞)
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