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    菓子のブルボン、再生医療の試薬事業に新規参入

     菓子メーカー「ブルボン」(新潟県柏崎市)が、新たに試薬事業に参入する。

     同社が開発した試薬に細胞の増殖を抑制する効果があり、再生医療の研究で研究者の負担軽減につながるという。

     8日の発表によると、試薬名は「Xyltech(キシルテック)」。通常の培養液だと細胞は時間の経過とともに増殖し、研究者は培養液を交換する必要に迫られるが、キシルテックを使うことで増殖が抑えられる。その結果、実験の日程調整が可能になり、iPS細胞(人工多能性幹細胞)などの万能細胞の基礎研究で研究者の負担軽減が期待できるという。細胞への負担も少ないという。

     キシルテックは、ブルボンの研究所が2008年から信州大(長野県)と糖を共同研究してきたなかで開発された。同社の関連会社「ブルボン再生医科学研究所」が製品化し、17年度に医療機器製造販売「ニプロ」(大阪市)を通じて販売する予定。具体的な販売時期や価格は検討中。ブルボンは「食も医療も健康につながり、その研究の結果生まれた製品。新しい取り組みになる」としている。

    2017年03月17日 17時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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