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    東芝、深まる混迷…WDとの対立解消見通せず

     東芝の記憶媒体子会社「東芝メモリ」の売却を巡って東芝と米ウエスタン・デジタル(WD)が対立している問題で、東芝は16日、半導体を共同生産している工場からのWDの閉め出しを保留することにした。

     一方で、売却先の有力候補だった米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と官民ファンドの産業革新機構などの陣営内で、最近になって調整が難航していることが分かった。WDとの対立解消が見通せないうえに、革新機構が連携先を見直す可能性も生じ、東芝の経営再建は混迷が深まっている。

     東芝は今月に入り、WDに対し、対立が続けば情報へのアクセスを制限するなど、工場から事実上閉め出すと警告していた。WDは14日、同意なく事業を第三者に売却するのは共同生産を巡る契約に反するとして、国際仲裁裁判所に東芝の動きを差し止めるよう求めたと発表した。

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    2017年05月17日 07時05分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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