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    難読「忍辱山」「苣原」…バス停名をトランプに

    • バス停トランプを開発した小久保さん(右)と福井さん(奈良市で)
      バス停トランプを開発した小久保さん(右)と福井さん(奈良市で)
    • 主な難読バス停の札。上段左から「おっさか」「ひのくま」「とうのみね」、下段左から「くじら」「なしはらちょう」「つごいで」
      主な難読バス停の札。上段左から「おっさか」「ひのくま」「とうのみね」、下段左から「くじら」「なしはらちょう」「つごいで」

     「忍辱山にんにくせん」(奈良市)、「外山とび」(桜井市)、「苣原ちしゃわら」(天理市)――。

     奈良交通(奈良市)が、読み方が難しい同社の52か所のバス停を集めたユニークな「バス停トランプ」の販売を始めた。若手社員の発案で商品化が実現し、「地名に興味を持ってもらえたら、バスで現地も訪れてほしい」とPRしている。

     同社は昨年7月、奈良らしさをアピールできる独自の土産物を作ろうと、若手社員ら約10人のチームが発足。新入社員が難読バス停について、上司から尋ねられることが話題となり、「トランプにしたら面白い」とアイデアが持ち上がった。

     トランプは円形(直径8センチ)で、上下オレンジ、中央が白と実際のバス停をイメージ。同社が運行するバス停約2500か所から、特に難しい名称を厳選した。一方、ジョーカーは簡単に読める「馬場ばば」と、読み方に「じょうか」が入る「三条川崎町」(ともに奈良市)とし、遊び心もあふれる仕上がりになった。

     税込み800円。読み方と遊び方を紹介する冊子も付いており、開発した経営戦略室の小久保麻優さん(23)と福井佐也香さん(25)は「カルタのように読み上げて札を取るなど、通常のトランプとは違う遊び方もできるのでは」としている。

     同社はトランプを含む独自商品ブランドを「づっとなら」と名付け、他にもバスをあしらった幼児用靴下(税込み460円)や、観光名所を描いたマスキングテープ(同380円)などを取りそろえた。

     販売は、近鉄百貨店奈良店(奈良市)の東急ハンズ奈良店など奈良県内7か所のほか、ホームページ(http://www.narameihinkan.com/)からも購入できる。問い合わせは奈良交通(0742・20・3134)。(岡本輝之)

    2018年04月17日 10時47分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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