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    初の「プレ金」消費刺激

    「昼ビール」7割増…飲食チェーン

    • 仕事を早めに切り上げた会社員らでにぎわったレストラン(2月24日、東京都中央区で)
      仕事を早めに切り上げた会社員らでにぎわったレストラン(2月24日、東京都中央区で)

     月末の金曜日に早めの退社を促し、消費喚起を図る「プレミアムフライデー」の初回となった2月24日、都市部の百貨店や飲食店の客足が伸び、一定の効果が見られた。

     三越伊勢丹ホールディングスは、三越銀座店など都内の旗艦3店舗の売り上げが前年2月末の金曜に比べて4・7%増えた。百貨店にとって本来2月は閑散期にあたるが、食べ歩きのキャンペーンを実施したレストラン街やデパ地下の客足が伸びた。

     飲食チェーンのプロントでは、午後3~6時のビールの注文が7割増と好調だった。イトーヨーカドーでは揚げ物や総菜などがよく売れ、全体の売り上げも2割増えた。

    地方・中小企業へ波及課題

     一方、「都心部の一部店舗を除き、全体として影響は軽微だった」(すかいらーく)、「大阪や福岡の店舗では東京ほどの盛り上がりになっていない」(飲食チェーン大手)との声も出た。地方や中小企業への広がりは今ひとつだったようで、今後の課題となる。

     経産省によると、プレミアムフライデーに賛同してロゴマークの使用申請をした企業や団体は27日時点で4855件にのぼるが、早めの退社を呼びかけたのは28日時点で214社にとどまる。次回は年度末の3月31日で、多くの企業にとって繁忙期だ。定着に向けては、参加企業を地道に増やしていくことが求められる。

    2017年03月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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