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    五輪「銀」溝口紀子氏、静岡知事選に出馬を検討

    • 溝口紀子氏
      溝口紀子氏

     6月投開票の静岡県知事選に、柔道五輪メダリストで静岡文化芸術大教授の溝口紀子氏(45)が出馬を検討していることが27日、わかった。

     溝口氏は読売新聞の取材に、「周囲から、『現職に対抗して出るべきだ』という声をいただいており、検討している。ただ、最終的な結論は出していない」と話した。

     6月の知事選には、現職の川勝平太知事(68)が3選へ向け出馬を表明しているほか、自民党県連なども対抗候補の擁立を目指している。

     溝口氏は、磐田市(旧福田町)出身。埼玉大在学中の1992年にバルセロナ五輪に出場し、柔道52キロ級で銀メダルを獲得した。柔道フランス代表のコーチも務めた。

     静岡文化芸術大講師、准教授を経て、2016年4月から文化政策学部の教授を務めている。

     また、11年4月から16年10月まで県教育委員を、14、15年には委員長を務めた。

     14年度末には、教育長人事を巡って異論を唱えた。県が浜松市の沿岸部に計画している野球場についても反対の立場で、16年9月には静岡文化芸術大でシンポジウムを開催した。今年2月には、JR浜松駅前で野球場計画の再考を求める署名運動も行っていた。

     関係者によると、溝口氏は大学の辞職に向けて周囲に相談するとともに、レギュラー出演しているテレビ番組にも、降板を申し入れたという。

     川勝氏への対立候補擁立を目指している自民党県連の幹部は27日、読売新聞の取材に「溝口氏の出馬は、県連の動きとは無関係だ。仮に出馬したとしても、支援することは考えづらい」と話した。

    2017年04月28日 10時07分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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