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    知事選、政令市長選など地方戦に関する最新ニュースをお伝えします。

    美濃加茂市長選、上告中の藤井浩人氏が3選

     岐阜県美濃加茂市長選は14日告示され、現職の藤井浩人氏(32)(無所属)の他に立候補者はなく、無投票で藤井氏の3選(2期目)が決まった。

     藤井氏は受託収賄罪などに問われ、2審で逆転有罪判決を受けて上告中。最高裁で有罪が確定した場合、失職する。執行猶予が付いていても選挙に出られない。

     藤井氏は午後5時過ぎ、支持者らが集まる市内の事務所に笑顔で姿を見せ、「当選はゴールではなく、スタートだ」と意気込みを語った。法廷闘争については一転、厳しい表情で「一切、事実無根。うしろめたい点はない」と明言した。

     藤井氏は、雨水浄化設備導入を巡る汚職事件で受託収賄罪などに問われ、昨年11月、2審・名古屋高裁で逆転有罪判決を受けた。翌12月に「市長続投の是非を問う」として辞職、今年1月の出直し市長選で再選を果たしたが、公職選挙法の規定で、任期は1期目の残りの6月1日までだった。

     仮に2期目の在任中に上告が棄却されれば失職し、再び市長選が行われることになる。藤井氏の選対幹部は「もし失職したら、藤井氏の政策が中断しないよう責任を持って候補者を擁立する」と打ち明ける。今回、対立候補の擁立を断念した市議会最大会派・新生会の市議の一人も「早くから対抗馬の手を打っていきたい」と話す。共産党市議団も対抗馬の検討を始めている。

    2017年05月15日 00時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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