文字サイズ
    知事選、政令市長選など地方戦に関する最新ニュースをお伝えします。

    6市町長が新人支援、知事支援の市長会が不快感

    • 出身地の東海村で栄養ドリンクを手に決意を語る橋本氏(2日)
      出身地の東海村で栄養ドリンクを手に決意を語る橋本氏(2日)
    • 6市町の首長と結んだ政策協定書を手に会見する大井川氏(2日、水戸市で)
      6市町の首長と結んだ政策協定書を手に会見する大井川氏(2日、水戸市で)
    • 東海村で東海第二原発の再稼働反対を訴える鶴田氏(2日)
      東海村で東海第二原発の再稼働反対を訴える鶴田氏(2日)

     10日告示、27日投開票の茨城県知事選を巡り、高萩市の小田木真代市長や古河市の針谷力市長など6市町長は2日、自民、公明が推薦する新人の大井川和彦氏(53)を支援すると表明し、政策協定を結んだ。

     県市長会と県町村会はそれぞれ、7選を目指す現職の橋本昌氏(71)の推薦を決めており、対応が割れた形だ。

     大井川氏支援を表明したのは、小田木、針谷両市長のほか、ひたちなか市の本間源基市長、笠間市の山口伸樹市長、坂東市の木村敏文市長、利根町の佐々木喜章町長の4氏。2日に水戸市の大井川氏の事務所で記者会見を開き、本間市長は「世代交代の時期。新しい風を吹かせるべきだと思っている」と支援の理由を語った。

     会見に同席した大井川氏は「県と市町村は、対等なパートナーとして一緒に県を良くしていくための仲間」と支援を歓迎し、市町村長との政策協議の場の新設、地域経済の活性化の推進、茨城の魅力を発信するための施策強化――など8項目の政策協定を結んだ。

     県市長会の事務局によると、橋本氏への推薦を決めた際の会合で、反対したのは、本間、山口両市長だけだったという。小田木市長は2日、「大井川氏と話をし、新しいチャレンジをしてくれると思った」と説明した。

     一方、6市町長の支援表明について、県市長会会長の豊田稔・北茨城市長は取材に対し、「機関決定をしたのに、なぜあえて表明までするのか。いずれにせよ、市長会として橋本氏を推薦する方針は変わらない」と不快感を示した。

     橋本氏はこの日、出身地の東海村で県政報告会を開いた。小学校時代の同級生など昔からの仲間が駆けつけると笑顔を見せ、「県民ファーストの県政をきっちりやっていきたい」と強調した。

     このほか、知事選には共産が推薦するNPO法人理事長の鶴田真子美氏(52)が立候補を表明している。鶴田氏も、2日は東海村で、支援を受ける同村議らとともに街頭演説を実施。「原発をなくすために、大きな声を上げていこう。再稼働は絶対に許してはいけない」と述べ、公約として最も力を入れている東海第二原子力発電所の再稼働反対について熱弁をふるった。

    2017年08月05日 07時47分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR情報
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP