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「選挙介入、沖縄防衛局の伝統」非難轟々

 米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市の市長選(12日投開票)を巡り、沖縄防衛局の真部(ろう)局長が職員に投票を呼びかける講話をした問題で、過去の地方選でも同様の働きかけをしていた疑いが浮上した。

 沖縄では、徹底的な事実解明と局長の罷免を求める声が広がった。

 「局長の罷免と防衛相の更迭を求める」。防衛局では1日午後、社民、共産党などの県選出国会議員ら約20人が真部氏に抗議文を読み上げ、経緯の説明を求めた。

 真部氏が「(講話は)服務指導の一環だった」と釈明すると、「選挙活動そのものじゃないか」「法例を示せ」と非難の声が次々と上がった。

 真部氏は過去にも同様の講話をしたことがあることを認めた上で、「(防衛省から)調べられているところ。資料を確認しないと」と額に汗を浮かべた。「法律違反の疑いを自覚しているのか」と指摘されると、「自覚している。だからこそ調査が行われている」と神妙な面持ちで答えた。面会は予定を30分超えて、約1時間に及んだ。

 抗議には、1998年の名護市長選で普天間の県内移設反対を訴えて立候補、落選した玉城義和・県議会副議長も同行した。面会後、記者団に対し、「基地問題に絡む選挙への介入は真部氏の属人的な問題ではなく、組織の伝統だと思う」と述べ、過去の投票呼びかけに関する記録の開示を求める考えを示した。

2012年2月2日11時30分  読売新聞)

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