都知事選、浅野氏が正式出馬表明…主要候補出そろう
4月の東京都知事選で、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)が6日、立候補を正式に表明した。
これにより、すでに3選出馬を表明している石原慎太郎知事(74)、建築家の黒川紀章氏(72)、元足立区長の吉田万三氏(59)(共産推薦)と合わせ主要候補が出そろった。
石原知事と浅野氏はともに政党推薦を受けずに無党派の看板で戦うが、石原知事は自民党、浅野氏は民主党、社民党が実質的に支援する。
浅野氏は記者会見で、「政治不信の流れを東京から変えたい」と語り、石原都政を「財政力を誇示する態度が全国からの孤立化を招いている」と批判。情報公開制度の拡充や地域福祉施設の大幅増設などを柱とする17項目の公約を発表した。都が進める2016年夏季五輪招致については、「都民が真に望んでいるのか見極めたい」として、計画見直しを示唆した。
石原知事はディーゼル車排ガス規制や財政再建など実績を強調し、都市緑化による温暖化防止対策などを公約に掲げる見込み。黒川氏は五輪招致中止や首都機能の一部移転、吉田氏も五輪計画の白紙撤回や環状道路建設計画の凍結などの主張を通じ、石原知事への批判を強めていく構えだ。
(2007年3月6日21時27分 読売新聞)