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都知事選4候補、告示前に公開討論会

 東京都知事選(4月8日投開票)の主要な立候補予定者4人が22日の告示を1週間後に控えた15日夜、公開討論会で一足早く激突する。

 一堂に会するのは初めてだが、国会で首都機能移転をめぐって論戦したり、古くからの友人だったり、それぞれに「因縁」を抱える。有権者には注目の一夜となりそうだ。

 討論会に参加するのは3選を目指す石原慎太郎知事(74)のほか、前宮城県知事の浅野史郎(59)、建築家の黒川紀章(72)、元足立区長の吉田万三(59)(共産推薦)の3氏。

 投票率アップにつなげようという試みで、東京青年会議所が企画した。4年前は石原知事のスケジュールが合わずに中止されたが、今回は知事も参加を了承したため実現にこぎつけた。

 石原知事と浅野、黒川両氏は1999年9月に首都機能移転を論議する衆院委員会に参考人として呼ばれて以来の顔合わせ。石原知事は「反対」、浅野、黒川両氏は「賛成」の立場で、お互いが主張をぶつけ合うだけに終わり、石原知事は終了後、「議論がかみ合わない」と漏らした。

 石原知事と浅野氏は同時期に全国知事会のメンバーだった。ただ、総会で同席することはまれで、浅野氏は「47人のクラスで、出席率が悪かったようだ」と石原知事を皮肉る。

 黒川氏は、石原知事が75年の都知事選に立候補(落選)した際に選挙事務所を提供した。黒川氏によれば「切っても切れない友情で結ばれていた」というが、8年前に都知事になってからは個人的に会う機会はめっきり減ったという。

 吉田氏は99年5月、石原知事が初めて出席した区長会の前日、区議会の不信任案可決に伴い区長を失職、すれ違いに終わっている。

 当日は、東京が招致を目指す16年五輪開催の是非などをテーマに各氏が考えを述べる。新人3氏は「反石原」を明確にしており、集中砲火を浴びる可能性もある石原知事がどう応じるかもポイントだ。

 会場は、JR中野駅南口(中野区)の「なかのZERO本館大ホール」。午後6時半開場の先着順。問い合わせは、事務局(03・5276・6161)へ。

2007年3月14日11時5分  読売新聞)
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