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自公、過半数超え確実…参院選序盤情勢世論調査

 読売新聞社は、21日投開票の第23回参院選を前に、4、5の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国総支局の取材などを加味して序盤の情勢を探った。

 自民、公明両党は非改選議席を合わせ、参院の過半数(122議席)を超えるのは確実な情勢だ。参院で野党が多数を占める衆参のねじれは、2010年の前回参院選以来、3年ぶりに解消されることになる。民主党は不振で、日本維新の会とみんなの党は共に伸び悩んでいる。ただ、投票態度を明らかにしていない有権者は選挙区選で約3割、比例選で約2割弱おり、情勢は変わる可能性がある。

 参院は、3年ごとに定数(242)の半数が改選される。改選定数は121(選挙区選73、比例選48)で、選挙区選に271人、比例選に162人の計433人が立候補している。

 自民、公明両党の非改選は計59議席で、参院の過半数(122)には両党合わせて63議席が必要だ。

 自民党は、改選定数1の1人区31選挙区のうち、岩手、沖縄を除く29選挙区で優位に戦いを進めている。岩手も接戦となっている。

 定数2以上の複数区も好調な戦いぶりで、候補者を2人擁立した東京(改選定数5)と千葉(同3)では2議席を確保する勢いだ。比例選は前回より大幅に議席を増やす見込みだ。

 公明党も選挙区選、比例選とも堅調な戦いぶりだ。自公が衆参のねじれを解消すれば、安倍首相は安定した政権運営が可能となる。

 民主党は、推薦候補を含め1人区で厳しい戦いとなっている。三重、滋賀など、過去3回連続で公認、推薦候補を当選させた七つの1人区でも劣勢となっている。複数区では、第3極政党の維新の会やみんなの党などと議席を争う状況になっている。

 昨年の衆院選で民主党に迫る第3党に躍り出た維新の会と、10年参院選で10議席を獲得し躍進したみんなの党は、改選議席は上回るものの、2桁には届かない情勢だ。

 共産党は、01年以来、12年ぶりに選挙区選で議席を確保する勢いで、比例選と合わせ改選の3議席から倍増する可能性がある。

 今回の参院選は、憲法改正に前向きな勢力が、憲法改正の発議に必要な参院の3分の2(162)を超えるかどうかも焦点だ。序盤情勢では、自公両党と、維新の会、みんなの党などを合わせると、3分の2を超える可能性が出ている。

 調査は電話で実施し、有権者が在住する4万4565世帯のうち2万6713人から回答を得た(回答率60%)。

2013年7月6日03時18分  読売新聞)

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党派別立候補者数

  選挙区 比例 改選 非改選 公示前
勢力
民主 55(10) 35 20 44 42 86
自民 78(9) 49 29 34 50 84
公明 21(2) 4 17 10 9 19
みんな 34(12) 19 15 3 10 13
生活 11(4) 5 6 6 2 8
共産 63(18) 46 17 3 3 6
社民 9(4) 5 4 2 2 4
みどり 8(4) 5 3 4 0 4
維新 44(7) 14 30 2 1 3
改革 0 0 0 1 1 2
諸派 83(29) 62 21 2 0 2
無所属 27(6) 27 5 1 6
合計 433(105) 271 162 116 121 237
欠員       5   5

改選定数121。生活=生活の党、みどり=みどりの風、維新=日本維新の会、改革=新党改革、諸派は幸福実現党など。( )内の数字は女性。




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