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    参院選、疑問票増えそう…党名変更や分裂相次ぎ

     7月10日投開票の参院選比例選で、候補者名や政党名の判別が難しい「疑問票」の扱いに注目が集まっている。

     前回の参院選以降、民主党が民進党に衣替えしたほか、維新の党が分裂して新たにおおさか維新の会が結党するなど、主要政党の党名が変わったためだ。総務省は早ければ週明けにも疑問票の取り扱いについて指針を示す方針だが、最終的な票の取り扱いは各開票所の開票管理者に委ねられる。

     参院選比例選は、各党届け出の候補者名簿にあらかじめ当選順位をつけない非拘束名簿式で争われ、有権者は政党名か候補者名のいずれかを投票用紙に記入する。今回の参院選で想定されるのが、「民主党」「民主」という投票だ。

     民進党の岡田代表は14日、相模原市での街頭演説で、「党の名前を間違えないでください。民進党、国民と共に進む党です」と訴えた。民進党は3月下旬に民主党と維新の党が合流して結党したばかりで、民進党内には「党名は浸透しておらず、参院選では、大量の『民主』票が投じられるのではないか」との懸念が広がっている。

     「民主」票はどう扱われるのか。「新社会党」と「社民党」がそれぞれ比例選に候補者を擁立した1998年の参院選で、自治省(現総務省)は、「社会」票を無効と判断した。「自由民主党(自民党)」と「社会民主党(社民党)」が存在する今回も、「民主」票は無効とみなされる可能性が高い。

     一方、旧維新の党のつもりで「維新」と書いた場合は、おおさか維新の票になる。おおさか維新が略称として「維新」を総務省に届け出ているためだ。

     「おおさか」と書いた場合はどうか。新党改革から比例選で立候補した新人の大坂佳巨おおさかよしきよ氏がおり、総務省関係者は「おおさか維新の略称はあくまでも維新。『おおさか』という名字は一人しかいないので、大坂氏の票になると考えるのが、自然だ」との見方を示す。

    2016年06月25日 17時17分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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    開票結果

    党派別立候補者数

      選挙区 比例 改選 非改選 公示前
    勢力
    自民 73 48 25 50 65 115
    民進 55 33 22 45 17 62
    公明 24 7 17 9 11 20
    共産 56 14 42 3 8 11
    お維新 28 10 18 2 5 7
    社民 11 4 7 2 1 3
    生活 5 0 5 2 1 3
    こころ 15 10 5 0 3 3
    改革 10 1 9 2 0 2
    諸派 74 60 14 1 3 4
    無所属 38 38 - 4 7 11
    合計 389 225 164 120
    (欠員1)
    121 241
    (欠員1)

    「お維新」=おおさか維新の会、「生活」=生活の党と山本太郎となかまたち、「こころ」=日本のこころを大切にする党、「改革」=新党改革。

     
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