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選挙後視野に、新党日本・民主党で動き複雑通常国会が閉幕した5日、新党日本では荒井広幸幹事長、滝実総務会長の2人が実質的に離党し、参院会派「民主党・新緑風会」の松下新平氏は会派離脱を届け出た。いずれも、参院選を前に野党陣営から距離を置く動きと見られ、与党は歓迎している。 荒井氏は昨年9月の首相指名選挙で安倍首相に投票し、首相問責決議案が採決された6月29日の参院本会議は欠席した。一方、新党日本の田中康夫代表は民主党と近く、両氏の間の「距離」が以前から指摘されていた。 荒井氏は5日の記者会見で、自民党復党について、「今のところない」とする一方、「将来について今の段階で発言できる状況にはない」と含みも持たせた。滝氏は「基本的には非自民、非民主だ」と語った。 新党日本の所属国会議員は2人だけで、離党すると国会議員はいなくなる。しかし、田中氏は記者会見で、引き続き政党として活動し、田中氏ら2人が公認候補となっている参院比例選で戦う姿勢を強調した。 松下氏は離脱届を提出した後、宮崎県庁で記者会見した。参院選の宮崎選挙区で無所属の長峯基・元参院議員の推薦を求めたが、民主党が新人の外山斎氏を推薦したとして、「会派を離脱して(長峯氏を)応援する」と語った。 選挙後の自民党との連携については、「自民党は(宮崎選挙区で)公認候補も出しており、考えられない。無所属でグループを広げて活動したい」と述べた。 民主党の鳩山幹事長は都内で記者団に、「選挙が終わった後にでも戻ってきてほしい」と語った。ただ、党内では、「会派離脱は自民党入りの布石だ」という見方が強い。参院選直前にこうした動きが相次いだことについて、「与党が過半数割れした後に野党を抜け、与党と連携すると批判を浴びるため、選挙前を選んだ」と見る向きもある。 与党は、首相指名選挙への対応などから、荒井氏の野党陣営離脱は想定していた。松下氏については、「参院自民党の閣僚経験者らが以前から連携を働き掛けていた」という声も出ており、自民党は「当面は重要法案で共同歩調をとってくれれば十分だ」と期待している。 (2007年7月6日11時19分 読売新聞)
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