ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
現在位置は
です

本文です

麻生・小池・小泉・アッキー…自民応援で人気集中

 参院選の応援遊説で、自民党内で麻生外相、小池防衛相、小泉前首相、安倍昭恵首相夫人の4人が候補者から引っ張りだこになっている。

 年金記録漏れ問題などの逆風に苦しむ候補者にすれば、人気弁士を呼んで有権者の関心を引きつけ、反転攻勢に転じたいとの思いが強いようだ。

 「奥さんの趣味でいこう。小沢一郎、安倍晋三の顔、どっちが趣味です? 見る目がある人はみんな、安倍さんと言うんじゃないか。おれはそう思うけどね」

 麻生氏は16日、党公認候補の応援で訪れた高知市内で街頭演説し、軽妙な語り口で聴衆を笑わせた。

 自民党本部は、麻生氏の遊説先を激戦選挙区を中心に組み立てている。公示日の12日には、民主党の小沢代表の鳥取入りにぶつけ、急きょ鳥取遊説を依頼。以後、香川、徳島、高知と接戦の1人区を選んできた。

 麻生氏の人気が高いのは、「率直な物言いで聴衆の心をつかめる」(自民党中堅議員)との定評があるためだ。マンガ通として若者にも支持があることや、「ポスト安倍」として注目されている事情もあるようだ。

 麻生氏側も、応援演説は将来の党総裁選での党員票拡大につながると読む。周辺からは「今回の参院選は麻生本人にとっても重要な戦い」との声が聞かれる。

 麻生氏以上に人気が集まり、党都道府県連からの応援希望が最多に上ったと言われているのが、小池氏だ。キャスター出身としての語りのうまさには定評があり、すでに選挙戦終盤まで、小池氏の日程はびっしり詰まったという。

 一方、小泉氏は14日、群馬入りし、久しぶりに街頭に立った。ちまたでの人気ぶりは相変わらずで、聴衆からは首相再登板を求める「小泉コール」もわき起こるほど。ただ、遊説先の選定は「郵政民営化に賛成した人」といった条件に基づき、小泉氏サイドで決めているという。安倍首相より注目が集まり過ぎないようにとの配慮もあるようだ。

 昭恵首相夫人への応援依頼も多い。党内では「庶民的で親しみのある人柄が人気の理由では」との声もある。

 閣僚ではこのほか、渡辺行革相と菅総務相の人気が高いという。渡辺氏は「テレビ出演が多く、演説も歯切れがいい」、菅氏は「年金記録漏れ問題の処理を任されるなど、首相の信任も厚い」との評が聞かれる。

2007年7月17日10時43分  読売新聞)
現在位置は
です