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    駅西口が1区、東口は2区…出口で異なる選挙区

     10日に公示される衆院選では、東京都内全25選挙区のうち21選挙区で区割りが変わる。

     JR田町駅(東京都港区)では、従来は駅の周辺一帯が東京1区だったが、今回から西口が1区、東口が2区と、駅が「境目」に。同時刻にそれぞれの出口で演説する立候補予定者たちの選挙区が異なるという事態が、起きている。

     「このエリアは新たに2区になります。これから皆さんと頑張っていきたい」

     9月27日、午前8時前。東京2区から初挑戦する立候補予定者は、駅東口ロータリーでマイクを握り、通勤客らに声をかけた。「新たなエリアは、支持を広げる余地がある。限られた期間でとにかく顔を覚えてもらいたい」と力を込めた。

     新たに2区に編入された地域で生まれ育った無職男性(83)は演説を聞き、「区割り変更があるとは聞いていたが、まさか駅のあちら側とこちら側で選挙区が違うとは」と驚き、「1区の候補にはなじみがあるが、2区となると顔ぶれが全く違う。投開票までに色々調べたい」と話していた。

     同じ頃、駅の反対側にある西口付近では、他党に所属する1区の立候補予定者が演説していた。

     これまでも1区で挑戦を続けてきたこの候補予定者は、「選挙区外となったエリアには過去の選挙で応援してくれた方々がいた。身を切られた思いだ」と残念そうに語った。

     港区は、区割り変更によって、北東部が2区に編入。変更対象地域の選挙人名簿登録者数は9月1日時点で約3万1000人にのぼる。

     区選管は、新区割りについて広報誌やホームページで周知するほか、有権者に送付する投票所への入場整理券に、どちらの選挙区かを明確に示すチラシも添える予定だ。担当者は「区民に分かりやすく伝えたい」と話している。

    2017年10月02日 14時47分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ