<速報> 自民、絶対安定多数を確保…衆院選
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    自公「優勢」緩み警戒、希望は巻き返し図る

     読売新聞社の衆院選序盤情勢調査で、自民、公明両党が優勢な戦いを続けていることを受け、与党は各陣営に緩みが出ないよう、引き締めを図っている。

     一方、議席が伸び悩んでいる希望の党は、巻き返しに躍起だ。躍進の公算が大きい立憲民主党は議席の積み増しを狙っている。

     自民党は単独で過半数(233)を大きく上回る勢いだ。衆院の常任委員長ポストを独占し、各委員会で過半数を確保できる「絶対安定多数」(261)にも届く勢いをみせている。

     これを受け、自民党は12日午前、二階幹事長と塩谷立選挙対策委員長の連名で各候補に緊急通達を出した。通達は「わが党が優勢で勝利も確実であるかのような報道がなされているが、今回の選挙戦の現状は、一瞬たりとも楽観を許さない極めて厳しいものであることを肝に銘じてほしい」として各陣営の引き締めを要請した。塩谷氏は読売新聞の取材に対し、「選挙は甘くない。結果が出るまでわからない」と語った。

     公明党は12日午前の常任役員会で、情勢分析にあたった。小選挙区選、比例選ともに堅調な戦いを進めているが、公明党と立憲民主の一騎打ちで接戦となっている北海道10区などを中心に、山口代表ら幹部のテコ入れを図る方針だ。

     一方、希望の小池代表は同日午前、東京・上野で街頭演説し、「自民優勢と出ているが、このまま森友・加計かけ学園問題の闇を抱えながら『とりあえずこれでいい』という選択をすれば、日本の改革はさらに遅れ、既得権を持った人の声が大きくなる」と支持を訴えた。

     躍進が予想される立憲民主の福山幹事長は、「ここからが正念場なので謙虚に政策・理念を伝えていく。比例代表にも力を注ぎ、安倍政権打倒に向け無所属候補も応援していきたい」と述べた。

     埋没の懸念が出ている日本維新の会の馬場幹事長は、「『身を切る改革』による消費増税凍結という主張を曲げることなく、議席を一つでも伸ばせるようにしたい」と語った。

    2017年10月12日 14時37分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ