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    テレビ

    「タラレバ」「あすこん」は「逃げ恥」になれるか?

    テレビコラムニスト 桧山珠美
     1月23日に「突然ですが、明日結婚します(あすこん)」(フジテレビ系、月曜午後9時)」がスタートし、1月期スタートの新ドラマがほぼ出そろった。昨年末に最終話が視聴率20.8%で大ヒットを記録した「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」(TBS系)同様に、マンガ原作のドラマの行方に注目が集まる。第二の「逃げ恥」になるドラマはあるのか。テレビコラムニストの桧山珠美さんに解説してもらった。

    「逃げ恥」に続け?

    • 幸せ求めて右往左往するアラサー女性を描く「東京タラレバ娘」(日本テレビ提供)
      幸せ求めて右往左往するアラサー女性を描く「東京タラレバ娘」(日本テレビ提供)

     木村拓哉主演「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)と草なぎ剛(※「なぎ」は、弓ヘンに剪)主演「嘘の戦争」(フジテレビ系)の元SMAP対決が話題を集めている。が、それよりも気になるのは、昨年の「逃げ恥」のようなブームを巻き起こすほどのキラリと輝くドラマが出てくるのかどうか。初回視聴率10.2%で始まった「逃げ恥」は、視聴率を伸ばしつづけ、最終話は20.8%を記録した。

     今期の大きな特徴としていえるのは、「逃げ恥」と同じようにマンガ原作ドラマが異常増殖していること。

     連ドラの準備は遅くとも2クール前にはとりかかるだろうから、「『逃げ恥』ブームに続け!」と二番煎じ狙いで企画されたとは考えにくい。

     むしろ、ここ数年の邦画に多く見られる少女マンガ実写化の波がテレビドラマ界にも押し寄せてきたという感じかもしれない。

    「逃げ恥」が解いた呪縛が再び

     今期スタートの新ドラマは、「スーパーサラリーマン左江内氏」(日テレ系)や「ラブホの上野さん」(フジテレビ系)などマンガ原作がざっと9本もある。

     この中で、「逃げ恥」ロスとなった視聴者の受け皿となりそうなのが、アラサー女子の生態を描く「東京タラレバ娘」(日テレ系、水曜午後10時)と「突然ですが、明日結婚します」(フジテレビ系、月曜午後9時)だ。

     「年齢の呪いからなんて逃げてしまいなさい」

     これは、年齢や結婚という「呪い」に縛られてしまう女性たちを救ったとされる「逃げ恥」の名ゼリフだ。「逃げ恥」が30代女性たちが抱く夢なのに対し、「タラレバ」「あすこん」は、結婚の呪縛にとらわれた女性の厳しい現実を描いているとの声も。

     さて、ストーリーとともに視聴率も伸ばし、幸せなエンディングを迎えられるのは一体どちらのドラマだろうか。

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    2017年01月28日 08時21分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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