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    脚本もキャストも…異色のドラマ「やすらぎの郷」

    コンサルタント/コラムニスト 木村隆志
     「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)、「ひるおび!」(TBS系)、「バイキング」(フジテレビ系)と情報番組がひしめく昼の時間帯で、異彩を放っているのがドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)だ。4月にスタートしたこのドラマは、脚本に大御所の倉本聰さんを起用し、キャストに懐かしの名優をそろえた。メロドラマやドロドロの愛憎劇が定番だった昼ドラに、新風を吹き込んだテレ朝の狙いは何か。コラムニストの木村隆志さんに解説してもらった。

    倉本さん「シルバータイム作る」

    • 脚本家・菊村栄を演じる石坂浩二。連続ドラマで主演を務めるのは「水戸黄門」以来(写真提供:テレビ朝日)
      脚本家・菊村栄を演じる石坂浩二。連続ドラマで主演を務めるのは「水戸黄門」以来(写真提供:テレビ朝日)

     「やすらぎの郷」で脚本を手がける倉本さんは82歳。キャストも昭和を代表する名優がズラリと並びました。

     顔ぶれを見てみましょう。石坂浩二(75歳)、浅丘ルリ子(76歳)、有馬稲子(85歳)、加賀まりこ(73歳)、五月みどり(77歳)、野際陽子(81歳)、藤竜也(75歳)、ミッキー・カーチス(78歳)、八千草薫(86歳)、山本圭(76歳)……。一定の年代以上の人には懐かしい人ばかりで、「日本ドラマ史上最高年齢の面々」という声も上がったぐらいです。

     「やすらぎの郷」は「ゴールデンタイムは若者向けのドラマばかりで、高齢者が見るものがない」と感じた倉本さんが“シルバータイム”を作ろうと企画したもの。「日中は朝ドラ以外、情報番組ばかり」という現状に一石を投じるべく、昼の12時半~50分の時間帯に月~金曜の帯ドラマを新設したのです。しかも半年間の2クール放送ですから、テレ朝が局を挙げた大きなチャレンジと言えるでしょう。

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    2017年04月16日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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