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    第30回東京国際映画祭

    盛りだくさん!東京国際映画祭きょう開幕

     第30回東京国際映画祭がきょう25日から11月3日まで、東京・六本木ヒルズを中心に開催されます。キャッチフレーズは「あなたの“()たい”がきっと見つかる!」。オールナイト上映や無料の野外上映の充実など、幅広い客層に訴えるプログラムとなっています。今年の見どころを紹介します。(文化部 田中誠)

    来場20万人、アジア最大級の映画の祭典

    • コンペティション部門出品作の瀬々(ぜぜ)敬久監督「最低。」©2017 KADOKAWA
      コンペティション部門出品作の瀬々(ぜぜ)敬久監督「最低。」©2017 KADOKAWA

     東京国際映画祭は、中国・上海、韓国・釜山などと並ぶアジア最大級の映画祭です。核となるコンペティション部門のほか、アジアの新鋭監督を対象とした「アジアの未来」部門、日本公開前の最新作をプレミア上映する「特別招待作品」部門など、公式部門だけで9部門。ここ数年は、毎回200本以上の映画が上映され、約20万人が来場しています。アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督など、今、世界的に高い評価を集めている監督たちも、新人時代に東京のコンペティション部門で賞に輝いています。 

     オープニングイベント(10月25日)では、映画祭に参加する国内外の映画監督や俳優が、六本木ヒルズアリーナに設置されたレッドカーペットを歩きます。コンペティション部門の審査委員長を務める米国の俳優トミー・リー・ジョーンズさん、特集「銀幕のミューズたち」で出演作が上映される4人の女優、安藤サクラさん、蒼井優さん、満島ひかりさん、宮崎あおいさんがそろい踏みする予定で、例年以上に華やかなイベントになるはずです。

    新海誠監督作品などのオールナイト上映も

    • 「ゾンビ 米国劇場公開版」©91978 THE MKR GROUP INC. All Rights Reserved.
      「ゾンビ 米国劇場公開版」©91978 THE MKR GROUP INC. All Rights Reserved.
    • 「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 」©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2001
      「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 」©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2001

     新企画の「ミッドナイト・フィルム・フェス!」(同28日)では、六つのスクリーンで、ジョージ・A・ロメロ監督、新海誠監督などの作品をオールナイト上映します。30回を記念した「Cinema Arena(シネマ・アリーナ)30」は無料の野外上映で、会期中、過去の映画祭の上映作品の中から、グランプリ作品など28本を随時上映します。「お祭り感」を楽しみたい方は、出かけてみてはどうでしょうか。

     また、今年は、六本木ヒルズの「ヒルズ・カフェ/スペース」が映画祭のゲスト用のスペースとなり、映画スターを間近で見るチャンスもあるかもしれません。

     日本映画の現在を概観できる人気部門「Japan Now(ジャパン・ナウ)」では、「光」(河瀬直美監督)、「三度目の殺人」(是枝裕和監督)などここ1年の話題作、新作を上映。特集「銀幕のミューズたち」も、この部門の企画です。

     恒例となっているアニメーション映画監督の特集は、「映画クレヨンしんちゃん」シリーズや「百日紅~Miss HOKUSAI~」などで知られる原恵一監督の軌跡に迫ります。期間中には原監督が登壇するトークイベントも多数予定されています。

    • 大九明子監督「勝手にふるえてろ」©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会
      大九明子監督「勝手にふるえてろ」©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会

     コンペティション部門では15作品を上映します。日本からは、瀬々(ぜぜ)敬久監督の「最低。」、大九(おおく)明子監督の「勝手にふるえてろ」の2本が選ばれています。新たな才能を探すのも面白いかもしれませんね。期間中は、映画担当記者によるリポートとコンペティション作品の採点評をアップしていきますので、ぜひチェックしてみてください。

    2017年10月25日 10時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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