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    読響

    諏訪内晶子、ムローヴァ登場…18年度の読響

    • 「指揮者を信頼し、自分を委ねることで自然に音楽の中に入っていくことが理想」と語る諏訪内晶子。 ©読響
      「指揮者を信頼し、自分を委ねることで自然に音楽の中に入っていくことが理想」と語る諏訪内晶子。 ©読響
    • ヴィクトリア・ムローヴァ ©Max Pucciariello
      ヴィクトリア・ムローヴァ ©Max Pucciariello

    ソリスト陣、華やか競演

     コンサートの楽しみの一つが、ソリストが華やかな技巧を披露する協奏曲だ。新シーズンもさまざまな楽器の名手たちと、オーケストラとの丁々発止の競演が期待できそうだ。

     ◆色彩豊かにシマノフスキ

     日本を代表するヴァイオリニスト、諏訪内晶子はカンブルランが指揮する9月の定期に登場、シマノフスキ「ヴァイオリン協奏曲第1番」を演奏する。同作の魅力については「音色やハーモニーが印象派の音楽にとても近く、まるで夢見るように始まります。色彩感豊か。でもスラブ風の愁いを帯びている」と挙げ、初共演となるカンブルランのことを聞くと「『色彩の魔術師』と言われている方なのでとても楽しみ」と笑った。

      ◆世界的演奏家も続々と

    • ピエール=ロラン・エマール ©Marco Borggreve
      ピエール=ロラン・エマール ©Marco Borggreve

     世界的演奏家の客演も相次ぐ。ヴァイオリンでは、ロシア出身のヴィクトリア・ムローヴァが10月の名曲シリーズに登場、ベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」を披露する。指揮のアントニーニとは欧州で何度も共演しており、息のあった演奏が期待できそうだ。5月にはウィーン・フィルのコンサートマスター、アルベナ・ダナイローヴァが客演、難曲として名高いグラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」を披露する。

    • エマニュエル・パユ ©Hiro Isaka
      エマニュエル・パユ ©Hiro Isaka

     ピアニストでは、7月にエリソ・ヴィルサラーゼ、19年3月にはピエール=ロラン・エマールが登場、それぞれベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番」「第3番」を披露する。ロシア・ピアニズムの正統を継承する前者と、メシアンなど現代曲を得意とする後者が若き日の楽聖の意欲作をどう解釈するのか楽しみだ。

     ◆管楽器の名手たち

     世界最高峰の管楽器の名手による、モーツァルトの協奏曲も聴き逃せない。

     4月には最晩年の傑作「クラリネット協奏曲」をポール・メイエの独奏で。11月の「フルートとハープのための協奏曲」にはエマニュエル・パユ(フルート)が登場、マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)とともに至福の音楽を提供する。


     ◆自由な即興の魅力、小曽根真

    • 小曽根真 ©Yow Kobayashi Yamaha
      小曽根真 ©Yow Kobayashi Yamaha

     日本人では7月、ジャズ畑の小曽根真(ピアノ)の独奏によるガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」が注目だ。モーツァルトの協奏曲などで自由な即興演奏を展開する奇才が、ジャズ的な本作ではどのような霊感をはばたかせるか期待が高まる。佐藤俊介はモーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第5番<トルコ風>」(4月)、小山実稚恵はショパン「ピアノ協奏曲第1番」(8月)とそれぞれ得意の演目で挑む。

     若手では2015年チャイコフスキー国際コンクールの覇者、アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)がチャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」(9月)で力量を披露。人気の牛田智大もチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」(19年2月)で成長を示してくれそうだ。


    年間会員券 12月9日発売
     読売日本交響楽団 2018~19シーズンの年間会員券(「定期」「名曲」「土曜」「日曜」「みなとみらい」)を12月9日(土)に発売する。25歳以下の「学生会員券」も設けている。
    会員券の申し込み方法は以下の通り。
    ▼電話で
     読響チケットセンター 0570・00・4390(午前10時~午後6時・年中無休/年末年始を除く)オペレーターが要望を聞きながら席を案内する。
    ▼インターネットから
     読響チケットWEB  http://yomikyo.pia.jp からも申し込み可能。
    ※パルテノン名曲シリーズの3回セット券は、2018年1月14日(日)発売。読響アンサンブル・シリーズの年間会員券(4公演)は18年2月3日(土)発売。
    ★会員券は、1回券より割安で、特製CDプレゼントなど多数の特典あり。

    公演情報などは読売日本交響楽団へ

    2017年12月08日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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