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映画を観て“考える”面白さ ジブリがドナルド・リチーの解説本を復刊


世界の名作10本を解説
 小津安二郎、黒沢明監督らの研究や日本映画の海外への紹介で知られる米国の映像史家ドナルド・リチー氏が映画史に残る名作を解説した「映画のどこをどう読むか」が25日、スタジオジブリ出版部から復刊された。

 1984年にキネマ旬報社から発行された同名書を、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーが熱心に読んでいたことがきっかけで復刊に至った。

 セルゲイ・エイゼンシュタイン監督「戦艦ポチョムキン」やジャン・ルノワール監督「ゲームの規則」など、25年〜75年に公開された10本を詳細に解説。映画を観て“考える”面白さを説いている。

 時に難解と受け止められがちな「名作」を理解するための格好の入門書であるとともに、“感動”がもてはやされる現在の映画界に対する強烈なメッセージ集とも受け取れる。


2006年1月31日  読売新聞)
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