ジブリ新作「借りぐらしのアリエッティ」来夏公開
英国の女性作家、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」が原作。アリエッティが、人間の家で暮らして12歳の少年と出会い、淡い恋心を抱く姿を描く。宮崎駿監督が企画、脚本を担当。「崖の上のポニョ」でアニメーターを務めた米林宏昌さん(36)が初監督を務める。 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「いろいろな物を人間界から借りて、その範囲で生活している主人公の生き方に、厳しい時代を生きるヒントがあると思う」と話している。 ◇鈴木敏夫プロデューサーのコメント 実は「崖の上のポニョ」の後、宮崎(駿)監督と次回作をどうするかという話になって、つい麻呂の名前を出してしまったんです。麻呂は世界に誇れるアニメーターと思っていますし、毎日よく目を合わせていたので。だから、ふと名前が出てしまった。 宮崎監督が原作を読んだのは40年前ですが、じっくり企画をあたためていたわけではありません。宮崎監督がシナリオ書いたところで米林監督に託すという方法をとり、絵コンテは米林監督が頑張って描き上げてくれました。 また、主題歌をどうするか非常に悩みました。一番悩んでいた時にセシル・コルベルさんのCDが届き、「これは小人の世界だなぁ」と思ってすぐに麻呂に聞かせ、決めました。多くの人に聞いてほしいので、ネット配信という手段を選ぶことにしました。 今は厳しい時代です。いろいろな物を人間界から借りて、その範囲で生活している主人公の生き方に、厳しい時代を生きるヒントがあると思っています。 ◇「借りぐらしのアリエッティ」 (2009年12月17日 読売新聞)
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