B’z 東京ドーム公演
5万人のパワーと呼応
ライブは出演者と観客が一緒に作り上げるもの。当然のように受け止めていたが、5万人もの観客が一体となる様子を目の当たりにした時、体験したことがない心の震えを覚えた。
昨年7月発売の新作「C’mon」を引っ提げてのB’z全国ツアー。ボーカルの稲葉浩志=写真左=、ギターの松本孝弘=同右=が現れたのは、宙に浮いたX字形の階段だった。相変わらず派手な登場にファンは歓喜の声を上げた。
だが、真に観客の心をつかんだのは、豪華な仕掛けではなかった。公演中盤、稲葉が観客席一列ずつ拍手の輪を広げていくよう促した時のことだ。花が咲き広がるような手の光景、5万人の手拍子が作る空気のうねり。自分たちが作り出した力に、客席からは驚きと誇らしげな声が漏れた。稲葉は言った。「仲間がいるって素晴らしい」
まさに会場が一体となった後、可動式のステージがスタンド席近くまで移動。「BLOWIN’」「イチブトゼンブ」「
終盤、稲葉は東日本大震災により、音楽活動の意味を見失うほどのショックを受けたことを告白。新作の1曲目に収められた表題曲「C’mon」は、「一緒に元気になろう」という意味を込めたことを明かした。「先はまだ長いけど ゆっくりでいい さあ行きましょう」と歌う曲の真意と深みを理解できた。(清川仁)
――12月22日、水道橋・東京ドーム。
(2012年1月5日 読売新聞)
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- ONE OK ROCK (1月26日)
- カウントダウン・ジャパン (1月19日)
- B’z 東京ドーム公演 (1月5日)
- 渡辺貞夫公演 (12月22日)
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- ビートニクス公演 (12月8日)
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