仏ジャズ界のトーマス・エンコが日本進出
フランスの新進ジャズ・ピアニスト、トーマス・エンコ=写真=が、日本進出作「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」(オフィスエム・ツー)を出した。
表題曲を始めとするスタンダード曲、「クラシックの教育を受けてきた自分のルーツをにじませたかった」というシューマン作曲「子供の情景」などクラシック曲、そして幻想的な浮遊感に彩られた「スリー・アワーズ・アフター・ミッドナイト」といったオリジナル曲と、多彩に構成した。
「幼いころから、未知の世界、神秘的な出来事、夢といった漠とした事象に興味があり、今もそういったものに思いをはせながら曲作りに取り組んでいる」
3歳でバイオリンを習い始めるなどクラシックの道を進むが、母親の再婚相手でジャズ・バイオリン奏者のディディエ・ロックウッドの影響で、ジャズにのめり込み、3年前に17歳で初アルバムを出した。
「とにかく足を止めていることができず、何にでも挑戦してしまう性格」と笑うように、本業以外にもロックバンドにバイオリン奏者として参加したり、演劇の舞台に上がったりと大忙しだ。
(2009年7月9日 読売新聞)
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