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先の大戦忘れない 長崎、特攻、シベリア舞台に

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劇団青年座が上演する「明日」(1989年の初演時)

 戦争をテーマにした舞台も、例年以上に数多く上演される。8月11〜17日に東京・新宿の紀伊国屋ホールで上演される「六十年目の夏―長崎、知覧、神戸」((電)03・3419・2871)は、3劇団が別々の作品を持ち寄る珍しい企画だ。

 劇団青年座が長崎への原爆投下前日を描いた「明日」、劇団東演が音楽学校出身の特攻隊員を描いた朗読劇「月光の夏」、関西芸術座が少年の目で戦下の暮らしを見つめた「少年H」を、それぞれ上演する。

 3作すべてを演出する青年座の鈴木完一郎は「いずれも無名の人たちが生きる姿を通して戦争を描いている。一緒に上演することで、いろんな角度から戦争を考えてほしい」と語る。15日には、「少年H」の原作者で舞台美術家の妹尾河童らによるシンポジウムも開かれる。

 8月6、7日に亀戸のカメリアホールで上演される「もうひとつのグラウンド・ゼロ」((電)03・3237・8744)は、長崎で被爆した女性を馬渕晴子が演じる。5〜9日に新宿・紀伊国屋ホールで上演される「フツーの生活3」((電)03・3554・4438)は、中島淳彦が戦中戦後を描く三部作の長崎編だ。

 劇団四季は「昭和の歴史三部作」連続上演の1作目として、14日から浜松町の四季劇場秋で「ミュージカル李香蘭」((電)0120・489444)を上演。

 平田満主演「ダモイ〜収容所から来た遺書〜」((電)03・5371・1153)は、終戦後、シベリアに抑留された男たちの物語。4、5日は四谷区民ホール、13〜15日には吉祥寺シアターで上演される。6〜9日に有楽町朝日ホールで上演される「この子たちの夏」((電)03・3354・1279)は、今年で21年目を迎える朗読劇だ。

2005年7月29日  読売新聞)
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