大銀座落語祭、6人の会が7会場で春風亭小朝らの「6人の会」は、16日から18日まで、東京・銀座の7会場で「大銀座落語祭2005」を開く。今回のテーマは「上方落語がやってきた!」だ。 「東京とか上方とか、協会の違いとか、そういう枠を超えて、今はどんどん交流が進んでいる。そう考えていろんな企画を考えた」 昨年に続く2回目の「落語祭」について、小朝はこんな風に全体像を語る。 メンバーの一人、笑福亭鶴瓶は、「大阪には今のところ寄席がない。だから、東京に来て新宿・末広亭の楽屋にいるだけでワクワクする。そういう空気を他の上方の芸人たちにも、ぜひ味わってもらいたくて」と話す。 「6人の会」は、2か月に1度の定例会を「東西落語研鑽(けんさん)会」と名付け、東西交流を積極的に進めてきた。今回の「落語祭」も、その延長線上にある。 メーン会場となる中央会館では、3日間のサブタイトルを「究極の東西寄席」とし、「笑福亭仁鶴の会」(16日)、「桂三枝の会」(18日)など、16のプログラムをずらりと並べた。 一方、JUJIYAホール16日夜の目玉企画は「東京の噺(はなし)家による上方噺」。ヤマハホールでは17日夜に、大阪のテレビ番組を基にした「復活!らくごのご」を、ガスホールでは18日夜に「東西夢の若手会」を開く。 このほか、よみうりホールでの17日「桂三枝・綾小路きみまろ二人会」、博品館劇場で18日、つかこうへいファンの柳家喬太郎による「熱海殺人事件」など、工夫を凝らした公演が並ぶ。16〜18日のギンザ・コマツ アミュゼ「カルチャー落語会」は、鈴々舎馬桜が能、歌舞伎、文楽などと落語の関係を解説する。 TBSドラマ「タイガー&ドラゴン」に出演していた春風亭昇太は、「落語ブームと言われている今だけに、今回の『落語祭』の意義は大きい」と力説する。 「従来の落語ファンじゃない人が、会場に足を運んでくれる今だからこそ、『落語って面白い』と思ってもらえるような魅力的な高座を見せなければ。今はもう東西で笑いの差なんてない。みんなで力を合わせて、銀座の街を盛り上げていきたい」と話している。(電)050・5517・1815。 (2005年7月4日 読売新聞)
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