実写版「ちびまる子ちゃん」 アニメをリアルに再現さくら家の人々や友だちも人気アニメのフジテレビ系「ちびまる子ちゃん」の実写ドラマが、18日午後7時から放送される。放送15周年を記念した初めての企画で、アニメキャラクターそっくりの子役たち、さくら家の人々の演技が楽しめそうだ。(井上晋治) 記念ドラマは2年前にも企画が持ち上がったが、当時は主人公のまる子に適した子役が見つからず、据え置かれていた。今回は、子役のほとんどをオーディションで選出。キャラクターの個性が強い人気アニメだけに、まる子に限らず、出演者全員がアニメに近いイメージを前提に選ばれた。 約500人の応募者の中からまる子役を射止めたのは、森迫永依(8)。浅野澄美プロデューサーは「“小学3年生の小林聡美”というイメージで探した。体が小さく、何より表情が豊かだった」と、選考理由を明かす。森迫をテレビCMで見たことがあるという原作者のさくらももこも「ちっちゃくてまるくて、イメージにぴったり」と、太鼓判を押している。 まる子の親友・たまちゃん役の美山加恋は「イメージ通り」で早々に決定。また、フジテレビの笠井信輔アナウンサーが担任の戸川先生役で出演するほか、さくら家は、モト冬樹がおじいちゃん、市毛良枝がおばあちゃんを演じ、高橋克実と清水ミチコが両親役だ。 設定が「昭和49年の静岡県清水市」というアニメの世界観を壊さないため、登場人物の髪形や衣装、セットなどもリアルに再現された。お金持ちの花輪クン役やたまねぎ頭の永沢くんら、まる子のクラスメートたちも髪形や話し方、くせを研究。撮影では、茨城や都内で古い神社や平屋の家などを探し、子役たちの衣装は、美術担当者の祖母のお手製という徹底ぶりだ。 さらにアニメ同様、キートン山田がナレーションを担当し、エンディングはねずみの着ぐるみを着た本物の「爆チュー問題」も登場。未来のまる子やはまじ役で、歌手の木村カエラやお笑いタレント・レギュラーの松本康太が出演するなど、遊び心が満載だ。 物語は3本立て。そのうち1本の脚本を手がけた原作者のさくらは「初めてアニメ化された感動は今も忘れられない。家族のシーンは大きな見どころで、クラスメートもぴったりの方ばかり。ドラマが楽しみです」と話している。 (2006年4月12日 読売新聞)
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