選挙特番 各局で総力戦
30日 テレ東も速報に参入
衆院選の投開票が行われる30日夜、テレビ各局は総力を挙げた選挙特番を放送する。投票が締め切られる午後8時に合わせ、各局は開票速報を行うが、今回はテレビ東京も本格的な速報特番を編成。テレビ朝日が田原総一朗を中心に討論を行うなど、それぞれの持ち味を生かした手厚い態勢となっている。
■テレビ東京
テレビ東京はこれまで、衆院選投開票の夜8時台に、「日曜ビッグスペシャル」や「田舎へ泊まろう」など選挙以外の番組を放送してきた。だが、今回は「政権選択という重要な選挙であり、ライブ感を生かしたい」と、各局横並びの時間帯に特番を組む。
出口調査は共同通信とともに実施、期日前投票の出口調査も、今回初めて行う。「出演者は政治家、エコノミストなど重厚な布陣。速報ではNHKにかなわないので、どっしりと構えて、落ち着いて見られる番組にしたい」と、袴田健プロデューサーは話す。
■テレビ朝日
テレビ朝日は「選挙ステーション2009」の第1部で開票速報、第2部で田原総一朗を中心に討論を行う。当日は300の小選挙区すべてで54万人規模の出口調査を実施。総力を挙げてNHKに対抗する構えだ。当選者、有権者、各党幹部らの生の声も伝え、画面上には開票速報を常時表示する。
■NHK
「候補者はNHKの『当選確実』が出てから万歳を始める」と言われるほど、開票速報に実績のあるNHKは、午後7時55分から翌朝にかけて、開票速報と選挙結果の特番を組む。
「正確・迅速で見やすい番組」を目指し、放送開始から投票終了までの5分間は、視聴者に画面の下や横に表示される情報の見方を説明。全候補者の得票表示に今回初めて顔写真を添える。出口調査は全国4200か所で行い、42万人を目標に回答を集める。
■日本テレビ
投開票日の午後8時54分まで「24時間テレビ」を放送する日本テレビは、午後8時の投票終了後、画面脇に開票速報を流す。選挙特番「ZERO×選挙2009」は午後9時から。2部に分けて放送する。
出口調査は50万人規模で行う予定で、スタジオやCGなどの演出は、ニュース番組「NEWS ZERO」流とする。
■フジテレビ
フジテレビは、スタジオを2階建てにし、1階で情報を収集、2階のステージで報道する。全国20か所以上の選挙事務所に木村太郎や、中野美奈子アナウンサーらを配し、速やかな情報収集に当たる。CM前には政党幹部の素顔などに迫るミニコーナーを作り、息抜きの時間も設定する。
■TBS
TBSは、スペシャルコメンテーターにビートたけしを起用、キャスターの後藤謙次をまとめ役に選挙結果の意義を問う。スタジオには280インチの巨大モニター2台を配置。有権者の判断を多角的にCGで分析するほか、計100台以上の中継車で注目候補者の当落の瞬間や各党首への直撃取材の模様を生中継する。
各局の選挙特番
NHK総合「衆院選2009開票速報」
(後7.55〜翌4.30。4.30〜8.15に「おはよう日本」で選挙特集)キャスターは、武田真一、小郷知子両アナウンサー
日本テレビ「ZERO×選挙2009」
(第1部後9.00〜11.55、第2部深夜0.10〜3.00)司会は、1部、2部とも島田紳助と村尾信尚。2部では、桜井翔がナビゲーターとして登場する
TBS「乱!総選挙2009」
(後7.57〜翌3.00)メーンキャスターは前半が安住紳一郎と小林麻耶、後半は田丸美寿々と杉尾秀哉
フジテレビ「FNNスーパー選挙2009“審判の日”」
(後7.58〜翌2.35。0.54からは「柔道世界選手権」など)キャスターは安藤優子、高島彩アナウンサーと石原良純の3人。コメンテーターには、宮崎県知事の東国原英夫、元小泉首相秘書官の飯島勲ら
テレビ朝日「選挙ステーション2009」
(第1部後7.56〜深夜0.30、第2部深夜0.30〜3.30)キャスターは古舘伊知郎と赤江珠緒
テレビ東京 総選挙特番「ニッポン戦略会議〜あすへの提言〜」
(第1部後7.57〜11.48、第2部深夜1.00〜1.30)総合キャスターは小谷真生子と池上彰。解説は田勢康弘。ゲストは、猪瀬直樹、姜尚中、北川正恭、榊原英資、塩川正十郎、竹中平蔵ら
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