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インタビュー

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小出 恵介さん(牛に願いを)

夢は監督 まず俳優から

 スタジオのスタッフと見間違えるほど、どこにでもいそうな青年だ。芸能人にありがちな、すました様子も、業界ずれしたところもない。まるで、真新しいスーツに汗の染みを作って通勤する、大卒の新入社員のようにさえ見える。

 スタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」に衝撃を受けたのは、高校の時。「こんな映画、撮ってみたい」。見よう見まねでビデオカメラを回し始め、大学時代には、仲間を集めてロードムービーを自主制作。監督・脚本を務めたが、編集まで手が回らず未完のままだ。

 「監督ではすぐに成功しない。それならまずは俳優から」――。“安易”と言われることも覚悟して飛び込んだこの世界。スタジオでは、演出家ほかスタッフの動きに目を光らせる。大きな夢をかなえるために。

 だから、俳優である自分のことも客観視する。「どうしても『見られている意識』が強い。そういう個人的な感情は、演技の一番邪魔になる。それを排し、できるだけ作品に没入できるようにならないと」

 今時の若者でありながら、内面は意外と要領の悪い、頑固な求道者のようだ。

 文 旗本浩二

 写真 清水敏明

 牛ってどんな性格ですか?(神奈川県・ビンゴさん)

 それほど懐きはしないけど、慣れるとかわいい。馬は威圧感があって神経質だけど、牛は気楽。たまに牛舎でフンが跳ね飛んでくるくらいがせいぜい。

 ロケの合間は何をしていましたか?(神奈川県・こまちさん)

 夕食をよくみんなで食べに行きました。変に意識したり、お互いの探り合いみたいなのもなかった。すごく普通に接することのできる人たちでした。

 夏バテを防ぐために何かされていますか?(奈良県・ひまわりさん)

 母親に言われたこともあって、ネギやニラをよく食べるようにしています。ラーメン屋でもネギを大量にトッピングします。スタミナがつくような気がします。それに低血圧なので、朝、チョコレートなど糖分を摂取するよう心がけています。

牛に願いを(フジテレビ系 火曜後10.00)

 高志(玉山鉄二)、統平(小出恵介)、彩華(相武紗季)ら東京の大学生6人が北海道の牧場で実習。命の大切さを学んでいく青春群像劇。4日は、牛の品評会が迫る中、彩華に思いを寄せる統平の心が揺れる。

プロフィール
こいで・けいすけ
 1984年2月20日生まれ、東京都出身。日本テレビ「ごくせん」でドラマデビュー。ほかにTBS「白夜行」、フジテレビ「のだめカンタービレ」などに出演。映画では、井筒和幸監督「パッチギ!」、山下敦弘監督「リンダ リンダ リンダ」などに出演。
2007年8月31日  読売新聞)
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