山崎 静代さん(乙女のパンチ)
自分と重なるハマリ役
「ボクシングシーンではどうしても遠慮が勝ってしまって……」と、ぼそぼそした口調で打ち明ける。が、試しに見せてもらったパンチは迫力満点。バシッ、バシッという音がスタジオ中に響く。まともに食らったら、失神間違いなし。さすがは、リングネーム「ジャイアント乙女」だ。
長身を生かして、バレーボール選手をめざしたこともあった。「球拾いとか下積みが長いのがイヤ」で、中学では陸上部で砲丸投げ、高校では女子サッカー部で活躍した。
ひそかにアイドルにあこがれていたが、「どうしても笑いを取ろうとする自分に気づいた」ため、お笑いの道へ。長い下積みのイメージがあるが、「今のコンビ結成まで3年半ぐらい。すごくラッキーだった」。
映画にCMに引っ張りだこだが、数年前、遅まきながら読んだ漫画「あしたのジョー」に感銘を受け、「今のままではあかん」とボクシングを始めた。だから今回の役は“渡りに船”だった。「今度は崖(がけ)からぴょーんって飛ぶワイヤアクションとかやってみたい」。ぼそりと肉体派宣言した。
文・旗本浩二
写真・中村光一
Q 山ちゃん(山里亮太)との関係は?(埼玉県・北村レノさん)
A 普通だと思います。完全に仕事のパートナー。プライベートで食事に行ったりもしません。
Q 落ち込んだ時、どうやって立ち直りますか?(茨城県・ひつじさん)
A ジムに行って汗を流すとすっきりします。
Q 背が高くて得したことはありますか?(東京都・わっこさん)
A 高いところに手が届く。満員電車では頭一つ抜けてるので、空気がきれいです。でも、長身はコンプレックスです。
Q 好きな食べ物は?
A サツマイモが大好きで、金網で1時間以上かけて焼き上げて食べてます。すごいオナラ
が出ます。
乙女のパンチ 19日から NHK木曜後8.00
児童養護施設で育ったひかる(山崎静代)は、森田(蟹江敬三)のボクシングジムに入り、プロテストに合格する。実力をつけ、やがて森田の娘でチャンピオンの夏子(黒谷友香)と対戦するようになる。
| プロフィール |
やまざき・しずよ
1979年2月4日生まれ。大阪出身。2003年、山里亮太とお笑いコンビ「南海キャンディーズ」を結成。バラエティーのほか、TBS系ドラマ「夫婦道」などにも出演。映画「フラガール」では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。 |
(2008年6月13日 読売新聞)