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米軍が北朝鮮船舶を追跡、武器輸出の疑い

 【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビなど複数の米メディアは18日、米国防総省当局者の話として、核兵器やミサイルなど大量破壊兵器の関連物資を積んだ疑いのある北朝鮮の船舶を米軍が公海上で追跡していると報じた。

 国連安全保障理事会が今月12日に、北朝鮮船舶への貨物検査などを内容とする追加制裁決議を採択して以降、北朝鮮船による武器輸出の疑いが浮上するのは初めて。

 米FOXニュースによると、問題の船舶は北朝鮮の貨物船「カンナム」。17日に北朝鮮の港を出発後、中国沖合の公海を南下し、シンガポールに向かっていると見られ、米軍機が24時間体制で追跡しているという。積み荷の中身は明らかになっていない。

 マレン統合参謀本部議長は18日の記者会見で、「米国は国連安保理の制裁決議を積極的に適用する」と述べ、疑惑のある船舶に貨物検査の実施を要求する立場を強調。検査を拒否された場合、決議では強制的な乗船は認められていないため、「最寄りの港に誘導し、寄港地の国が検査する」と語った。「カンナム」の名称がつく貨物船は複数存在し、過去に大量破壊兵器や通常兵器の輸送に使われたと指摘されている。

2009年6月19日12時39分  読売新聞)

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