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森の妖精「ヤマネ」、福岡のダム建設予定地に

ダム建設予定地で捕獲されたヤマネ=水資源機構小石原川ダム建設所提供

 独立行政法人水資源機構「小石原川ダム建設所」(福岡県朝倉市)は23日、ダム建設予定地の調査で、国の天然記念物に指定されている哺乳(ほにゅう)類のヤマネが見つかったと発表した。

 ヤマネはネズミの仲間で、九州や四国、本州の山間部などに生息。近年、個体数の減少が指摘され、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧(きぐ)種になっている。尾に毛が生えているのが特徴で、愛らしい姿から「森の妖精」とも言われる。

 ダム建設所によると、9月30日に専門家に委託して実施した環境調査で、ネズミに似た小動物1匹を捕獲。その後の鑑定でヤマネと確認した。頭胴長約5センチ、尾長約5センチで、体重は不明。

 ダムは小石原川上流にある福岡県朝倉市と東峰村にまたがる多目的ダム。総貯水容量は約4000万立方メートルで、現在は取り付け道路に関する工事に入っている。

 ダム建設所は「ヤマネの発見で工事に影響はない。しかし、専門家の意見を聞きながら調査を続け、事業者として、具体的な保全方法を考えていきたい」と話している。

2009年10月24日00時52分  読売新聞)
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