「初心に帰って」比例復活の自民大物、疲労濃く落選したり、辛くも比例選で復活当選を果たしたりした自民、公明両党のベテランや話題の議員たち。一夜明けた31日、それぞれが敗戦の弁を語った。 「小泉政権下の構造改革が断ち切られ、政策がブレたところに審判を受けた」 「小泉チルドレン」として注目を浴びながら、東京5区で民主元議員の手塚仁雄さん(42)に敗れ、比例復活も果たせなかった佐藤ゆかりさん(48)はこの日朝、自民党の歴史的大敗について冷静に分析した。だが、自身の敗因について問われると「逆風の時こそ、後援会のような組織が必要なのに、作れず(地元に)根を張れなかった」と声を落とした。 一方、北海道5区で敗退したものの、復活当選した前官房長官の町村信孝さん(64)は、 元幹事長の武部勤さん(68)は午前6時45分頃、北海道北見市内の自宅前で「本当に厳しい戦いだった」と振り返った。小選挙区での敗因について問われると、「敗れて復活したというとらえ方よりも、 やはり比例復活した消費者相の野田聖子さん(48)は、一睡もしないまま、昼前から岐阜市の事務所で記者会見。「麻生政権ではなく自民党にNOと言われた結果だと思う。森政権の時に問題が起きたが小泉政権に変えて延命した。ただ、それは終わりの始まりだった」と話した。 ◆「天災のようなもの」冬柴嘆く◆ 「天災のようなもので、防ぐわけにはいかなかった。減災に努めたができなかった」と嘆いたのは、兵庫8区で新党日本代表の田中康夫さん(53)に敗れた公明党前幹事長の冬柴鉄三さん(73)。午前10時半過ぎ、打ち合わせで上京する途中のJR新大阪駅で、半ばあきらめ気味に敗戦の弁。「尼崎市民から信任を得られなかったら、バッジを外すというのが自分の心情。厳粛な判断を受け、政治家としての自分の使命は終わったと思う」と続け、政界引退の意向を口にした。 (2009年8月31日15時50分 読売新聞)
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