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海外編

談話・ピーター・フランクルさん(数学者・大道芸人)

米国の変化感じた


 オバマ米大統領の就任は、間違いなく世界にとって大きなニュースだった。今年のイラン大統領選前にテヘランを訪問したら、本屋に彼の著書のペルシャ語版があった。イランも彼に期待していたということだ。

 ただ、ノーベル平和賞受賞は、世界で一番好戦的な国と言われる米国の大統領だけに最初は驚きだった。受賞が大統領の今後の活躍の励みになればいいと思う。

 新型インフルエンザは、1918年に大流行したスペイン風邪の記憶を世界に呼び起こさせたのだろう。今のところ、騒ぎの方が実際の被害より大きい。ずっとそうであってほしい。

 ゼネラル・モーターズ(GM)の経営破綻で、世界経済の中心は米国から移ったなと感じた。自由市場主義の米国が、失敗した企業や人々の救済に走るなど、10年前は考えられなかった。色々な意味で、米国の変化を感じた年だった。(談)

2009年12月20日  読売新聞)

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