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被災沿岸部の中小企業、5割以上が全壊

 東日本大震災で、青森、岩手、宮城、福島の4県の沿岸部では、中小企業の5割以上が全壊し、4割が半壊や一部損壊の被害を受けたことが、政府が1日発表した2011年版の中小企業白書で明らかになった。

 中小企業が加盟する全国商工会連合会の報告をもとに被害状況をまとめた。4県の沿岸部で回答があった6142社のうち、全壊は3344社(54・4%)、半壊は783社(12・7%)、一部損壊は1763社(28・7%)で、被害なしはゼロだった。

 福島県沿岸部の中小企業からは、東京電力福島第一原子力発電所事故のため、ほとんど回答が得られなかった。

 被災地域の工業出荷金額は08年時点の調査で11兆6500億円と全国の3・8%を占める。特に「集積回路」は7・1%、「その他の電子部品・デバイス・電子回路」は全国の8・1%に達する。白書では、中小企業の被災が全国的なサプライチェーン(部品供給網)に打撃を与えたとして、工場の整備など支援策の必要性を強調している。

2011年7月1日19時47分  読売新聞)

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