校庭表土を下層の土と交換、あす放射線遮断実験文部科学省は7日、放射性物質に汚染された校庭の表土を学校敷地内で処理する実験を、福島大学付属中学校・幼稚園(福島市)で8日に実施すると公表した。 実験では、校庭を10メートル四方に区切り、最大20センチまで、掘り返して、放射性物質を含んだ表層の土と、下層の土とを入れ替える。チェルノブイリ原発事故で土壌改良に効果があった工法で、汚染土の上に盛った土が、放射線を遮断する効果があるという。同省では、実験から効果が確かめられれば、福島県内の学校の土壌改良に取り入れる方針だ。 校庭の表土を巡っては、郡山市や伊達市で、除去した表土の処分方法が定まらないまま、校庭脇に野積みにされている。同省の測定では、郡山市内の中学と幼稚園の計3施設で、集められた表土周辺から、児童生徒の屋外活動を制限する基準(1時間あたり3・8マイクロ・シーベルト)を上回る放射線を記録。このうち幼稚園1園では最大6・12マイクロ・シーベルトに達した。ただ3施設とも、敷地内の放射線量の平均値は基準値を下回っている。 (2011年5月7日23時24分 読売新聞)
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