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東京電力より高くては…と電力購入の入札不調

 群馬県太田市が公共施設の電力を東京電力以外の企業から購入しようと、22日に行った特定規模電気事業者(PPS)への指名競争入札で、参加した3企業の売電価格が市の予定価格を上回り、不調に終わった。

 市は、東電が4月から予定している大口電気料金の値上げが実際に行われるか否かの判断が、企業との間で分かれたためとみている。

 太田市は2008年度から、市役所本庁舎で東電以外からの電力購入を始めた。12年度は市立小学校など105か所の公共施設に広げる計画だ。しかし、22日の入札は「少し開きが大きい金額」(市幹部)で予定価格を上回る結果となった。

 平均17%を引き上げる東電の方針に対し、自治体や産業界の間で反発が広がっている。そのため太田市は値上げはないと踏んで予定価格を算出。一方、企業側は値上げされる前提で計算したとみられ、市幹部は「それ以外の理由は考えられない」と話す。

 今後、市はそのまま入札をやり直すか、予定価格を引き上げるかなどの対応を検討する。東電に振り回されている格好で、市幹部は「東電の電気料金より高い価格で契約してしまったら市民はどう思うだろうか」とため息をつく。

2012年2月23日14時54分  読売新聞)

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