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    自転車競技の解説者不足…東京五輪ボランティア

     2020年東京五輪・パラリンピックで自転車競技2種目の開催地となる静岡県伊豆市は、大会ボランティアの研修第1期生の募集結果をまとめた。

     英語対応の要員は定員の約4倍が集まったが、より高い専門性が問われる自転車競技対応要員の応募は定員の半分程度にとどまり、競技解説者の人材難が浮き彫りになった。

     募集は英語、自転車競技の各30人。市内外を問わず、高校生以上を対象に9~10月に行った。英語は競技会場や主要駅などで、海外客に観光や交通案内などをする。自転車競技は会場で、観客にルールや見どころなどを解説する。

     英語の応募条件は実用英語技能検定2級以上または海外滞在経験で、県内外から113人の応募があった。志望理由などを書類選考し、定員より10人多い40人を採用した。市民は14人で、三島市10人、沼津市6人など周辺地域で大半を占める。

     一方、「観戦経験が豊富で競技解説が適切に行える」などの応募条件を設けた自転車競技は、18人の応募にとどまった。全員採用したが、数的には不十分で、今後は地元での人材育成に力を入れたい考えだ。1期生は来年1~3月、5回の研修を受ける。

     都と東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は2018年夏頃、ボランティアの募集を始める。今回の伊豆市の募集は人口が少なく、「飛び地開催」となるため、早めに人材を確保しようと独自に行った。別分野などの2期生の募集は来春以降の予定だ。

    2016年12月03日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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