文字サイズ

    サーファー向けお守り「波乗守」人気…五輪効果

    • 売れ行き好調な「波乗守」(左)と「いっちゃん守」(千葉県一宮町の玉前神社で)=羽田和政撮影
      売れ行き好調な「波乗守」(左)と「いっちゃん守」(千葉県一宮町の玉前神社で)=羽田和政撮影

     2020年東京五輪でサーフィンが開催されることになった千葉県一宮町にある玉前たまさき神社で、今月の会場決定後、お守り「波乗守なみのりまもり」の売れ行きが急増している。

     一緒に売られているお守りも人気で、文字通りの波及効果をもたらしている。

     波乗守は、年間50万~60万人ともいわれるサーフィン客の安全と、海岸の環境保全を願って2011年元日に販売が始まった。1個1100円で、このうち100円が町サーフィン業組合を通じて浜の清掃費用などに充てられている。

     同神社によると、波乗守は、お守りの中でも「売れ筋」。正月やサーフィン大会開催時を除いても、週末には1日10個程度が売れていた。それが、同町の釣ヶ崎海岸が五輪サーフィン会場に決まった今月8日(日本時間)以降、平日でも1日約20個が売れる人気ぶりという。同神社の権禰宜ごんねぎの伊藤康之さん(41)は「波乗守は全国唯一のお守りと聞いている。会場決定は大変ありがたく、神社に立ち寄ってお参りするサーファーが増えることを願っている」と話す。

     波乗守は、山吹色の袋に入った厳かで古典的な装い。一方、町のシンボルキャラクターが描かれ、13年の元日から売られている「いっちゃんまもり」(1100円)も、一緒に買い求める人が増えているという。「サーフボードをかたどった袋の形が、人気の理由ではないか」と伊藤さんは推測する。

     さいたま市から仲間とサーフィンに訪れた会社員の永井孝一さん(42)も、会場決定後に波乗守を購入した一人。「サーファー向けのお守りは珍しいと思って買った。いっちゃん守も、女性にはかわいく思えるのでは」と気に入った様子だ。町サーフィン業組合の鵜沢清永組合長(41)は「自然相手のスポーツだからこそ、心の支えになる。サーファーはみんな持っていてほしい」とPRする。

     会場の釣ヶ崎海岸と、玉前神社やJR上総一ノ宮駅がある町中心部は5キロほど離れている。町もお守りの人気ぶりを喜びつつ、「双方の地域をつなぐ存在になってくれたら」(まちづくり推進課)と期待している。

    2016年12月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP

    目力アップ♪

    疲れをほぐして、イキイキと!