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    小学生の釜山派遣中止…下関、半島情勢緊迫化で

     山口県下関市は16日、姉妹都市の韓国・釜山プサン広域市に小学生を派遣する研修事業について、今年度は朝鮮半島情勢の緊迫化を理由に中止することを明らかにした。

     同事業は、子どもたちの国際感覚を養うために1990年から始まり、作文などの審査で選ばれた市内の6年生10人を派遣している。今年は、10月17日に関釜フェリーで下関を出港し、現地の小学校や在釜山日本総領事館を訪問するなどして、同21日に帰国予定だった。

     市は4、5月に参加者を募り、9校から計12人の応募があったが、北朝鮮が相次いでミサイルを発射させたことや、外務省が韓国渡航予定者らに注意喚起する「スポット情報」を出したことなどを踏まえ、5月中旬に中止を決めた。同事業の中止は初めてという。 市国際課の安永尚史課長は16日の市議会総務委員会で報告し、「楽しみにしていた児童には申し訳ないが、安全第一の苦渋の決断だ」と述べた。

    2017年06月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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