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    中間貯蔵施設受け入れ、町村長ら足並みそろわず

     東京電力福島第一原発事故で放射性物質に汚染された土壌を保管する中間貯蔵施設の設置をめぐり、政府への反発から開催が中止となり、仕切り直しとなった意見交換会。福島県双葉町など原発立地自治体の3か所に貯蔵施設を設置する案に、出席した町村長は「従わざるを得ない」「受け入れは困難だ」と、足並みはそろわなかった。

     会合は10日、郡山市で非公開で開かれ、午前10時半から約2時間にわたって行われた。

     会合後、楢葉町の草野孝町長は「国側からは、中間施設や焼却施設で4か所、双葉郡内に設置したいという考えが示された。国の方向には従わざるを得ない」と述べ、国の案を容認する考えを示した。

     双葉町の井戸川克隆町長は「責任の明確化と、設置しなければならない理由がなければ、受け入れは困難だ。いずれにしても持ち帰り、町でも8町村でも改めて話し合いたい」と述べた。

     東京電力福島第二原発を抱える富岡町の遠藤勝也町長は「今のところは全くの白紙。昨年末、国は1か所と示したが、今回複数となり、一貫性がないのでは」と戸惑いを隠せない様子。

     佐藤知事は「現地の調査をしっかりやって、国家プロジェクト並みの対応をしてもらわないと困る」と要望したことを明らかにし、国の案については、「細野環境相が説明していくということなので、話を聞きながら、対応していかないといけない」とした。

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    2012年03月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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