文字サイズ

    原発周辺住民への安定ヨウ素剤配布、平常時から

     原子力規制委員会の有識者チームは25日、原発事故時に甲状腺被曝を防ぐ安定ヨウ素剤について、平常時から原発周辺の住民に対して各戸に直接配布すべきだとする意見で一致し、国の原子力災害対策指針を改定することを決めた。

     これまでヨウ素剤は、原発周辺自治体が保管し、事故後に配布することになっていた。しかし、福島第一原発事故では混乱の中で配布されないなど対応が後手に回っていた。

     規制委は当初、原発から半径50キロ圏の各戸へ事前配布を検討すべきだとする指針案を示したが、10月に決定した指針では、自治体の意見も聞いた上で慎重に検討すべきだとして事前配布案を取り下げていた。規制委は今回、「事前配布の有効性は確認された」として、来春中に指針を改定する方針。

    (ここまで323文字 / 残り97文字)
    2012年12月25日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP