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    3号機注水、12時間途絶か…解析やり直しへ

     2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故の際、3号機の原子炉への冷却水注入が途絶えた「注水の空白」は約12時間に及んでいた可能性が、東電などの調査で明らかになった。

     3号機の「注水の空白」は従来、3月13日未明から6時間半とされていたが、当時の運転員が記録した水位データが昨秋、新たに判明し、最大で約6時間早い12日夜には注水が止まっていた恐れが出てきた。

     東電はこれまでの解析で、3号機の炉心溶融は13日朝に始まったとしてきたが、注水が早く停止したという新しい条件に基づき、解析をやり直す方針。その結果次第では、放射性物質の拡散状況を推定する前提条件が変わる可能性もある。東電の調査に関して、政府の事故調査・検証委員会は昨年7月の最終報告書で「事故の解明は不十分で、検証すべき論点やデータが残っている」と指摘していた。

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    2013年03月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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